観仏日々帖

あれこれ~中国石窟探訪旅行記「中国河北省・山東省の古仏を訪ねて」連載スタート 【2015.10.10】


沼田保男さんの中国石窟・石仏探訪旅行記の第3弾、

「中国河北省・山東省の古仏を訪ねて」

の連載が、神奈川仏教文化研究所HPでスタートします。

中国河北省・山東省の古仏を訪ねて・表紙

毎週、8回連載で掲載させていただく予定です。

沼田さんは、ここ数年、我国の古代仏像のルーツを求めて、精力的に中国石窟を探訪されています。
これまでに、
中国五大石窟~敦煌莫高窟、雲崗石窟、龍門石窟、麦積山石窟、炳霊寺石窟~
の全踏破、探訪を果たされました。

中国石窟探訪の中で培われた、中国古代仏像についての造詣の深さには、並々ならぬものがあります。
こうした知見を生かし、飛鳥白鳳の小金銅仏について、造形のルーツや中国仏像様式の伝播などを考察した
「法隆寺献納宝物と『四十八体仏』について」
と題する論考を執筆され、今年(2015年)1~4月に、神奈川仏教文化研究所HPに掲載させていただきました。
皆さん、興味深く愉しくご覧いただいたことと思います。


今回スタートする連載は、沼田さんが同好の方少人数で、河北省・山東省の石窟、博物館などを、昨年8~9月に探訪旅行された時の旅行記です

・河北省、山東省に点在する、南北響堂山石窟、神通寺千仏崖石窟、駝山石窟など主要な石窟の探訪、

・近年、青洲龍興寺遺跡から発掘され、「飛鳥仏の面影」を漂わせるといわれる数百体の古代石仏像を展示する青洲市博物館訪問

などを、主なターゲットにした探訪旅行であったそうです。

少人数でじっくり訪れた旅行記は、興味深く、読み応えがあります。
私も、ついつい惹き込まれて、自ら現地を訪ねているような気持ちになって、読ませていただきました。
ツァーなどでは訪ねることのない中国石窟の数々の探訪記と、沼田さんならではの造詣で綴られた旅行記を、是非お愉しみください。


これまで、神奈川仏教文化研究所HPに掲載している中国石窟に関連する連載記事は、沼田さんの旅行記をはじめとして、次のようなものがあります。

中国石窟にご関心のある方には、ご参考になろうかと思います。
今回の新連載と共に、もう一度振り返っていただければ、有難く思います。

中国山西省 雲岡石窟・古寺・古仏 感動の旅(2010)   沼田保男氏執筆
沼田さんの中国石窟探訪旅行記、第一弾です。
雲岡石窟、天竜山石窟など、山西省の古寺・古仏を巡る旅の記録です。
雲岡石窟・各窟の石仏の有様や美しさが、沼田さんの眼を通じて、細やかに鮮やかに綴られています。

黄河上流域 遥かなる石窟の旅(2011)   沼田保男氏執筆
沼田さんの中国石窟探訪旅行記、第二弾です。
五大石窟とも称せられる麦積山石窟、炳霊寺石窟をはじめ、大像山石窟、須弥山石窟、王母宮石窟、南北石窟寺などの探訪記です。
西域と中原を結ぶシルクロードの玄関口に近いエリアの10箇所の石窟を巡ります。

雲崗・鞏県・龍門石窟道中記   高見徹氏執筆
本HPの創設者・前管理人の故高見徹さんが、2006年に、雲崗・鞏県・龍門三石窟を巡ったときの探訪記です。

中国洛陽石窟道中記(H22) 高見徹氏執筆
故高見徹さんが、2010年に、鞏県・龍門石窟を再訪するとともに、洛陽の博物館などを巡った時の旅行記です。

埃まみれの書棚から
中国三大石窟を巡る人々をたどる本   《その1》敦煌石窟編
中国三大石窟を巡る人々をたどる本   《その2》雲 岡・龍門石窟編

敦煌・雲崗・龍門・天龍山石窟についての近代の歴史物語です。
探検家や学者による石窟の発見、経典など古文書の海外流出や石仏の盗掘・海外流出、その後の保存事業など、近代から現代に至るこれらの石窟の歴史と、それを巡る人々を物語風にたどった読み物です。
関連する本も、数多く紹介しています。


是非、ご覧ください。

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