観仏日々帖

あれこれ~HP「古仏愛好」ページの新設と、新連載「献納宝物と四八体仏」スタート


神奈川仏教文化研究所HPをご覧いただき、有難うございます。

新しき年の初めに、新しき二つの事をスタートさせました。

一つ目は、
HPトップページのテーマ区分に、「古仏愛好」というテーマを新たに設けました。

「古仏愛好」タイトル

これまで、「仏像探訪旅行記・仏像紹介記事・仏像関係読み物」などなどは、全部「古仏礼賛」というテーマの区分に、まとめて掲載していました。

掲載記事も相当量になってきましたので、これからは「古仏礼賛」「古仏愛好」の二つのテーマに分けて掲載させていただくこととしました。

「古仏礼賛」には、古仏探訪旅行記、地方仏などの古仏紹介記事を掲載いたします。

■新設の「古仏愛好」には、仏像愛好の連載読み物・随想や論考を掲載していくこととしました。

連載「埃まみれの書棚から」は「古仏礼賛」から、「若き日の情熱」は「アラカルト」から、それぞれ「古仏愛好」に引っ越ししました。


余談になりますが、「若き日の情熱」と題して掲載している文章は、前管理人や現管理人の私などが、学生時代に作った、「仏像」と題する冊子を掲載したものです。

若き日の情熱・「仏像」冊子
学生時代に同好の皆で作った冊子「仏像」

今から45年も前に、同好会の学生達で造ったもので、前管理人がノスタルジーもあって掲載したものです。

思い出しますと、当時、学部の勉強はそっちのけで、全国各地の地方仏めぐりに出かけたりして、仏教美術の世界にのめり込んでいました。
そして、ついつい調子に乗って、皆で作った自主研究??冊子が、この「仏像」です。

読み返してみても、未熟で青臭く、今では陳腐な内容ではありますが、当時の我々にとっては、古寺古仏探訪に情熱を注いだ学生時代の存在証明のような気持ちで、冊子を作ったような気がします。

あまりに古臭く、時代遅れの文章なので、この際、HPから削除しようかと思ったのですが、遠い日の懐かしい思い出の、「若き日の情熱」をしのんで、引き続き掲載させていただきました。



二つ目は、
新連載、「法隆寺献納宝物と『四十八体仏』について」~~【第1回】の掲載スタートです。

四十八体仏タイトル


執筆は、沼田保男氏です.

これまでに

「中国山西省 雲岡石窟・古寺・古仏 感動の旅(2010)」
「黄河上流域 遥かなる石窟の旅(2011)」

と題する中国石窟旅行記を、掲載いただいています。

新設「古仏愛好」のスタートを飾る読み物として、掲載させていただきました。

この読み物は、法隆寺献納宝物と「四十八体仏」について書かれた、愉しく読める論考です。

ご存じのとおり、法隆寺献納宝物は、明治11年(1878)、法隆寺が皇室に数多くの所蔵宝物を献納したもので、現在、東京国立博物館法隆寺宝物館に展示されています。
四十八体仏は、その根幹をなす古代小金銅仏群で、飛鳥白鳳仏教美術史上誠に貴重な文化財です。

この連載では、明治初年に法隆寺から皇室への宝物献納に至る、興味深い経緯を解き明かされるとともに、四十八体仏の造形上の特質と制作年代についての考察が、語られています。
筆者・沼田氏は、これまでに中国石窟探訪記事を掲載いただいているように、中国の古代仏像についての造詣が深い方です。
こうした識見を踏まえて、四十八体仏を造形タイプごとに分類し、中国、朝鮮仏との関連について言及されています。

「四十八体仏」献納の経緯、造形の特質、太子信仰との関連など、「四十八体仏」について、様々な多面的視点からトータルにまとめられた、大変興味深い読み物です。

これを読めば「法隆寺献納宝物と四十八体仏、まるわかり」といってよいかもしれません。

7回連載で掲載させていただきます、是非お愉しみください。

コメント

「四十八体仏」についてのお話楽しみにしています。

個々の像はそれぞれ知っているのですが、全体的にどんなタイプの像があるのかといったところはあまり知りません。連載をじっくりと読ませて頂きます。

私は、四十八体仏の中では造立年に論争のある156号が好きです。
神秘的で謎めいた感じに惹きつけられます。造立年が606年とも、666年ともつかないところがまた魅力的です。

  • 2015/01/17(土) 08:51:10 |
  • URL |
  • とら #VBkRmpN2
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

とら様

新連載「法隆寺献納宝物と『四十八体仏』について」、ご期待いただき有難うございます
執筆の沼田さんの眼から見た四十八体仏の話、大変興味深いものです。
是非、お愉しみいただきますよう

156号丙寅銘像は、私も大変好きな像です
また、飛鳥時代仏像を考える中でも、興味深いですね
そんなわけで、今回の、連載記事の「標題デザイン」も、156号像のイメージ画像にいたしました

管理人

  • 2015/01/17(土) 19:11:05 |
  • URL |
  • 神奈川仏教文化研究所 #-
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